情報無責任時代の申し子

1999年ある会社が作った、健康系の質問を医者に聞けるWEBコンテンツがありました。私はそのホームページ制作を請け負った会社・・・で動画制作をしてたので担当はぜんぜん違うんですが。

いざ稼働すると、質問がくる→担当者が選定→医者に送付→・・・返事ない→待つ→結局、診ないと責任もって回答できない→数週間後「お近くの医療機関を受診してください」という回答。質問は「今~こう~だからどうしたらいい?」なのに、まったく意味がない。

でも医師が名前を出して回答するのに間違ったことは言えないだろうし、企業だって責任を考えると推測でいい加減なアドバイスを発信するワケにいかない。至極正しい判断かつ適切な回答・・・いやいや、意味ないでしょ!

そんな経験がありながら、2004年私は経口避妊薬ピルを飲むにあたりネットで情報収集を始めました。基本導入のものはすぐみつかって、無事スタートしたはいいのですが、服用中のトラブル対処法はどこにもない!まさに「お近くの医療機関を受診」するしかないのですが、それでも今困ってるの、どうしたらいい?!というとき、偉い先生じゃなくていいから知ってる人いないか、もし間違ってても自己判断で不安なままよりは参考になるアドバイスが欲しい!って思いました。

当時は今ほどSNSもなく、相互でやり取りできるのは掲示板やチャットくらいだったのですが、SNSにコミュニティが作れるとのことで、とにかく誰でもいいから”カキコ”してくれ!という場を作りました。
最初はユーザー検索してピルの本出してるライターさんとか先輩ユーザーらしき人とかみつけては声かけていって教えて~と言いまくってましたが、似たような人が入って来てくれて私自身も買った本みながら回答してみたり、すごくいい情報交換場所ができました。

その後いろんなSNSができて今はすっかり廃墟になってしまいましたが、それでも個人的に質問もらったりしてるので、やっぱり交流できる場所があったらいいなぁと、はじめてみました。改めてよろしくお願いします👍

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