生理はリスク~その1

1:卵巣を傷つける

卵巣から卵子が飛び出すことを排卵…というのはよく知られていますが、卵巣を傷つけて出てくることはあまり知られていません。排卵痛や排卵出血などのトラブルはここで起きるんですね。

破いて傷ができる排卵 /AdobeStock

傷をつける回数が多いと「卵巣がん」の発症率が高まります。

本来、妊娠中・授乳中は排卵がないので、昔のように若いうちにたくさん出産していれば、何年も排卵は無くて済むので卵巣は守られてきましたが、現代女性は、出産するまで排卵を繰り返しずぎて、妊娠したい時期には疲れた卵巣になっていることもあります。

ピルで休ませよう

ピルを飲むと排卵しなくなるから
毎月破いて傷を作ることがなくなる!

でも卵子を温存できるわけじゃないので念のため。
排卵しなくても卵子は日々消えていくので、産み時はうみどき。

以前、ゲストに呼ばれた勉強会でのマルバツクイズ

「ピルを飲むと排卵しません。では問題!
卵子が温存できるから高齢出産もできるし閉経もその分遅くなる、〇か×か!」

に、みんな真剣に迷ってた。
いやいや、ピル飲んだおかげでまだ生理ありますって90歳いる?!

コメント

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