3相性ピル服用者が、実薬を長期服用して生理を先送りにするとき
ホルモン量を気にするか、実薬ならどれでも構わないかについて。
例えば2シート続けて飲むとしたら、それぞれAシートBシートとして

【1】Aシート1~21の次にBシート1~21と、普通に順に飲むのと
【2】Aシートの1段階目→Bシート1段階目→Aシート2段階目…と色で飲む。
というのが考えられますよね。
数日の延長の場合、
もしトリキュラー・アンジュ・ラベルフィーユなら、
【3】Aシート1~21を飲んだらそのあとBシートの3段階目
つまり黄色を飲み足す
シンフェーズなら
【4】Aシート1~21を飲んだらそのあとBシートの2段階目
つまり青を飲み足す
私はどの錠剤を飲んでも関係ない派なんですが、それはきっと
最初に飲んだのがシンフェーズだったせいもあるのかなぁ、なんて考えます。
延長の失敗って、つまり破綻出血ですが、
「これは、子宮内膜の一部が退化し、血管が破れてそこから出血を起こすもので、子宮内膜を正常に保っておくエストロゲンの働きが弱まった隙を見つけて起こる」 『経口避妊薬 ピル』R・Wキストナー(主婦の友社)より
と、すごく古い本ですがロバート博士の書籍にあります。
最近の本だと
「エストロゲンの不足やプロゲストーゲンの種類による」
程度しか触れてないので
いまだに古い本の説明が一番理解できると、そっちを参考にしていますw
ということで、ちょっとの飲み遅れでもすぐに出血してしまったり、
きちんと飲んでいても変なときに出血しやすい人が飲み足すのは
量の多い錠剤にするか、中用量がいいのでしょう。
…と、理屈は理解してるんだけど、
その差なんて砂漠の中の砂粒程度の違いじゃないの?!…って
ホルモンの影響力の大きさを実感します。
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