女性医療、一般人の勉強法

私は医療者ではありません。
医師や看護師、薬剤師などの国家資格とは無縁です。

ピルは、のちに保険治療薬になったものの
経口避妊薬としては保険診療ではなかったし
月経移動に至ってはほぼ医療ではないので
医師免許を取るためのあらゆる病気や治療方法をしらなくても
ピルの基本や作用機序を勉強すれば
それほど難しいものではないので
自分にとって便利だからと、勉強しました。

製薬会社のピル専門ホームページを作る会社にいたという
専門家向け資材が入手しやすい良い環境があったのもありますが
そのパンフレットや、たまにお高い医学書を買って吸収しました。

とはいえ、SNSでいろんな人と交流しながらだったので
独学という自覚はまったくなく、
今もそうですが、たくさんの人の相談で育ててもらいました。

たまに、製薬会社の知人が“手伝いスタッフ”として
専門家の勉強会やセミナーに呼んでくださって
一般の人は聴けない講演に行ったこともありましたが
普通に、勉強したいので行きたいと申し出ても
医療者しかダメ!とシャットダウンされてしまいます。

そんな中で「一般の人もぜひどうぞ」と門を開いていたのが
女性医療ネットワークの女性の健康学校「ジョイラボ」 でした。

医師や薬剤師などの医療者が多い中
エステ経営者や美容家、普通の会社員などいて
でもそこそこ専門的な内容を勉強できる会です。

3年かけて全コース受講し「女性の健康総合アドバイザー」という
認定を頂いて、今でも会員として興味のある分野は受講しています。

最初はピルや月経のことを知りたかっただけでしたが
女性のライフステージに関わるさまざまな病気をはじめ
肌や美容のこと、DVなどの社会問題や介護福祉、歯学薬学…
とても広い範囲のカリキュラムをうけ、
女性の健康について深い知識を得られたと思っています。

せっかくの知識が古くならないよう
ずっとアップデートは欠かせませんが
同じ話でも新しい発見があり、毎回良い刺激を受けています。

医療者しかダメ!と締め出していた別の先生とは全然違うわ💢
と不満に思っていた節もありましたが、
医療用製剤などは一般の人に説明や売り込みしちゃダメなの
法律で決まってたのも、あとから知りました💦

でも、クリニックスタッフになったとたん
アッサリどのセミナーも参加OKで「え~ナニコレ…」って思ったり
辞めたらまたダメになったり・・・
大学生は一般人でもOKなのになんで~😭

医師からご指名でスカウトが!

そうそう、医療機関でスタッフとして働いたことがあります。
医師事務作業補助という、診断書や紹介状を作成できる
医療事務にプラスαした資格はあるので…。

ですがそれを取得する以前のお話で、
ある日、書籍や雑誌・テレビで活躍されてる医師から
新しく開業するクリニックを手伝ってほしいと
お電話いただいて「月経リズム調整指導士」という肩書きで
ピルの説明や月経移動のコーディネートを丸1年やらせていただきました。

当時、高度医療機器販売の会社員だったので転職した訳ではなく
開業前に導線よい図面を考えたり
医療機器などを設置搬入する方が大変でしたが!

でも、月経移動の相談に乗ったり、
初めてピルを飲む人の不安を取り除いてあげたり
説明員って、とてもやりがいのあるお仕事でした。

医師がやってたら治療が必要な人まで回らないところを
医療者じゃない人が丁寧に時間とって説明してあげたら
患者さんも短時間で不満&不安なまま間違えて飲むこともなく
とても効率イイと思うんですよね。

今はクリニックではなくメタバース
生理のスペシャリストとしていろんな人とお話してますが…

月経リズム調整指導士がふえて、
ピルを扱うクリニック全部にいるくらいになったらいいな。

コメント

  1. […] 資格認定でもらえるクリスタルの盾 女性医療、一般人の勉強法 […]

タイトルとURLをコピーしました