ピルの個人輸入は違法?

・・ではありません。
ピルは医療機関で処方してもらうほかに
「個人輸入」や「輸入代行業者」を介して購入することができます。

日本で認可されていないピルなど選択肢が広がる利点がある反面、
ニセモノや管理がずさんな粗悪品、期限切れのものなど
信頼性に欠けるものが届く可能性も秘めています。

ブランドバッグなど“物”であれば「ニセモノ!悔しい!」で済みますが
口に入れるピルで健康を害したり
避妊効果が得られず望まぬ妊娠~中絶経験の可能性など
悔しい!損した!では済まないのが怖いところです。

代行業者

検索すれば、輸入代行業者はいくらでも出てきて
婦人科予約や受診が煩わしいと思う人にとっては
お手軽な通販気分で利用できますし、
日本のピルより安く購入できるため愛用している人も少なくありません。

ただ、最近はピルのオンライン処方も徐々に増えてきたり
ジェネリックで安く購入できるようにもなってきて
個人輸入のリスクをとらなくても
安心してピルを安く買える時代になってきています。

日本で売られているルナベル、トリキュラー、マーベロンが合わず
その超低用量バージョンや黄体ホルモンの種類が違うピルなど
日本認可のピルが体に合わない人にはとても有り難い存在ですし
それらを購入することは決して違法ではありません。

但し、まとめ買いの量が多すぎて税関で没収されてしまうケースも。
もちろん輸入代行業者から返金なんてないと思われ…
(敢えて詳細は書きませんのできちんと自分で調べましょう)

個人輸入

また、個人輸入も海外旅行ついでに薬局で手軽に買える国もあり
自分でまとめ買いしすぎたりすれば没収になりますし
ピルに限らず他の薬やサプリなんかも、気楽にお友達にお土産にすると
「個人での使用目的」ではないので違法になるので注意が必要です。

すべては自己責任で!

さらに前述の通り、適正に管理された本物である確証がないため
何かトラブルがあった場合でも診察したくないというドクターもいて
すべて”自己責任”が問われます。

もちろん、輸入代行利用者でも診てくれるクリニックもありますが。

飲み方や飲み忘れ程度なら難なく自分で対処できるくらいの
ピルの知識がある上級者向けといえます。

日本にないピルがクリニックで買える?

医師が自身の責任でヤスミンやマーシロンを個人輸入し、
クリニックで自費処方している場合もあります。
それだと日本未承認薬でもきちんと受診できますし、安心です。

院長が個人輸入して違う医師が処方する場合はNGだったり注意が必要ですが
そういった細かい条件をクリアできる小さな個人クリニックに多い印象…。

どうしても日本のピルが合わない場合、
海外のピルを扱っているクリニックを探してみるのも
ひとつの選択かもしれませんよ。

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